ルイ・ヴィトンが伝統と現代性を融合した新しい「ベッド・トランク」を発表

2024.04.23
ルイ・ヴィトンは、ミラノデザインウィークの一環として、アイコニックな「ベッド・トランク」をユニークな発想で再解釈した新作を現地のルイ・ヴィトン ミラノ バガッタ店で発表しました。

©LOUIS VUITTON
この類い稀な作品は、1865年に創業者ルイ・ヴィトン自身がデザインした最初の「ベッド・トランク」からインスピレーションを得ており、伝統と現代性を融合するために今回アップデートされました。デザイン通やエレガントなトラベラー向けに作られた、この新たな「ベッド・トランク」のバリエーションは、1854 年以来、伝統とサヴォアフェール(匠の技)を守りながら革新を続けてきたメゾンの遺産を讃えるもの。外側はルイ・ヴィトンのクラシックなモノグラム・キャンバスで覆われ、内側には洗練された構造のベッドを収納。アルミニ
ウムとブナ材の革新的な組み合わせによって、トランクが安定感のあるベッドフレームへと素早く簡単に形を変えます。

©LOUIS VUITTON
マットレスは持ち主の快適性をサポートするために、4つのセクションに分けて特別に仕立てられています。すべてのセクションは、メモリーフォーム(衝撃吸収・低反発性)のパッドで覆われ、それを支えているのは、最も初期のルイ・ヴィトン トランクの登場以来、旅行中の持ち物を安全に保管するため内装に備えられてきたものと同じコットンストラップです。マットレスを包み込むのは、クラシックなモノグラム・パターンが精緻に刺繍された防水加工コットン。そしてさらなる快適さを実現するため、枕付きのベッドの頭部は最適な角度まで起こすことができ、また、トランクの縁に小さなブナ材製のサイドテーブルも付属します。

©LOUIS VUITTON
1880 年代中頃、ルイ・ヴィトンは世界中の探検家向けに特別にデザインした新たな「ベッド・トランク」を考案し、1885年には息子のジョルジュがこの発明の特許を取得。「ベッド・トランク」は当時、いくつかの世界博覧会や国際博覧会に出展され、トラベラーや探検家、を愛する人々の間で絶大な成功を収めました。

ルイ・ヴィトンの「ベッド・トランク」は、4月16日より予約受付中です。


ルイ・ヴィトンについて
1854年の創業以来、ルイ・ヴィトンは、革新とスタイルを組み合わせた独自のデザインを常に最高級な品質で提供し続けています。現在もトラベルラゲージ、バッグ、アクセサリーなどの製品を通じて、クリエイティブでありながらエレガントで実用的である、創業者ルイ・ヴィトンが生み出した「旅の真髄(こころ)」の精神を忠実に受け継いでいます。ルイ・ヴィトンというストーリーを作り上げたのは「大胆さ」でした。伝統を重んじ、歴史の中で建築家アーティストデザイナーに門戸を開き、プレタポルテ、シューズ、アクセサリー、ウォッチ & ファインジュエリーフレグランスなどの分野を開拓してきたのです。これらの丁寧に製作された製品は、ルイ・ヴィトンがクラフツマンシップにいかにこだわりを持ってきたかという証となっています。

編集部
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