紙とは思えない立体タペストリー。緻密過ぎる、インド人アーティストによる「Place for prayer」プロジェクト

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インド出身のアーティスト、ガンジャン・アイラワディ(Gunjan Aylawadi)が発表したプロジェクト「Place for prayer」。元々コンピュータ科学のエンジニアとしてキャリアをスタートさせた彼女が以前から持っていた、自分の手で何かをデザインし作り出したいという想いを表現したシリーズだ。

幾何学模様をベースにした目を引く作品たちは、全て紙から作られている。制作は彼女の作りたいと思った立体物を頭の中でイメージし、正確に寸法を計測したものをキャンバスに描くことから始まる。細く切った紙の切れ端を大量に用意し、それらを1本1本細いワイヤーに巻き付けたものを素材として用いる。準備が整ったら、キャンバスの下絵にあわせてその糸状の紙を貼付けていくという、根気のいる作業を経て完成する。

ガンジャンはこの制作のプロセスは大変なものではあるが、不思議と心が落ち着き、瞑想に入ったような感覚になれると述べている。作り上げた作品を通じて、人生や自分自身について静かに瞑想が出来る場所にいるような感覚を伝えたいのだそうだ。

この作風にたどり着くまでには、インドで育って感じていたことが強いインスピレーションになった。幼い頃から慣れ親しんだモノを作るという文化、飽和色、テクスチャーの豊富さやアラベスク模様などの要素と、彼女のこれまでのキャリアで得たミニマル・デザインを見事に融合させたことから独自の作風を生み出すことに成功した。

6ヶ月間、毎日12時間も費やしたという彼女の作品たちはオーストラリアのコスケラ・ギャラリースペース(Koskela gallery space)にて行われている特別展示で見ることが可能だ。期間は7月23日まで。

※本記事は (引用元: http://www.gunjanaylawadi.com/) に許可を得て、翻訳・執筆を行っております。

《hirokoike》

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