闇に揺れる花、ジョルジオ アルマーニ プリヴェの神秘な世界へ【2017-18秋冬クチュール】

Fashion Collection

ジョルジオ アルマーニ プリヴェ(Giorgio Armani Prive)は7月4日、パリにあるシャイヨー宮のボールルームを会場に、2017-18年秋冬オートクチュールコレクションを発表した。

「Mystery」と題されたコレクションは、様々なものにインスパイアされながら、多様なアイデアやテクニックを駆使。各ルックは一言で表せないほどの物語性を持ち、普段目に触れることのない最高級素材も相まって、ミステリアスな魅力を引き出している。

多くのルックは身体にフィットしたシルエットで、ジャケット類にはビジューのパーツを飾り、縦のラインを強調したセンタープリーツのパンツが合わせられている。ガウンコートには有機的な刺繍モチーフが踊り、フローラルモチーフのブロケードによるスカートには、ホースヘアを素材にした刺繍のシースルートップスをコーディネート。

フローラルモチーフのストラップのないドレスには、グラデーションのビーズ刺繍を施し、バゲットビーズをビッシリと刺繍したカーディガントップには、刺繍を施したチュールを重ねて陰影を出したスカートを合わせている。それぞれのモチーフを切り取ると、単純なボタニカルでもジオメトリックでもなく、まるで抽象的なアート作品のよう。

後半には、膨れ織りのジャカード素材のバルーンケープやレースを重ねたAラインのケープなど、このメゾンらしい実験的な作品が登場。常に挑戦する姿勢を崩さず、モダンな作品で驚きを与えるアルマーニのクリエーションには感嘆せずにいられない。

《Tomoaki Shimizu》

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