シャネル、古代ギリシャの息吹を纏ったモダンな女神たち【2018年クルーズ】

Fashion Collection

シャネル(CHANEL)が5月3日(現地時間)、パリのグラン・パレで2017-18年クルーズコレクションを発表した。

古代ギリシャからインスパイアされた今回のコレクション。会場のギャラリー クールブ(La Galerie Courbe)には、エーゲ海の美しい夕暮れの風景と、パルテノン神殿を想起させる石造りのコロネードが並ぶエキゾチックなランウェイが作られた。

今シーズンは、しなやかなドレープと流れるようなラインが特徴的だ。“シャネルの神殿”から現れたモデルたちは、まるでギリシャ神話に登場するヴィーナスのようにドレスを風になびかせ、優雅にランウェイ上を交差して行く。際立つのは、アイコニックなツイード、ジャージー、レザー、シルク、リネン、レースなど、テクスチャーの異なる軽やかな素材を組み合わせたエレガントなシルエット。スーツは、ニュアンスのあるテラコッタカラーにピッチの異なるボーダーを配し、首元にシルクのスカーフが添えられていた。

ジャージーやニットドレスは、メアンドロスに代表される古代モチーフの総柄にリボンのロングストラップ、水瓶のようにシェイプされたウエストのライン、月桂樹の葉でデザインされたダブルCなど、ギリシャ神話のエッセンスや伝統的なコードをふんだんに用いて「The Modernity of Antiquity(古代から現代へ)」というコレクションのテーマを象徴する雰囲気。スイムウエアにシルクやPVC素材のガウンを羽織ったルック、大理石のようなコルセットベルトを巻いたイブニングドレスなどは、カーヴィーなシルエットが愛と美の女神アプロディーテーを彷彿させる。

フットウエアやアクセサリーにも注目したい。足元は円柱のヒールがあしらわれたグラディエーターサンダル。月桂冠のようなヘアアクセサリーやサングラスも目を引いた。たっぷりとレイヤードされたブレスレット、ソートワールやゴールドのカフも、クラシカルでありながらモダンで洗練されたムードがシャネルらしい。さらに、フクロウのモチーフで飾られた円形バッグや「ガブリエル ドゥ シャネル」の最新作もルックを華やかに彩り、メゾンのアリュールを示すエレメントとなっていた。

《Akiko Hanazawa》

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