オサムグッズの生みの親・原田治の『ぼくの美術ノート』【NADiffオススメBOOK】

Art Art

『ぼくの美術ノート』原田治
木曜日連載、アート・ブックショップ「NADiff(ナディッフ)」各店による今読むべき1冊。今週は、原田治の『ぼくの美術ノート』。東京・渋谷の支店 NADiff modern(東京都渋谷区道玄坂2-24-1 Bunkamura地下1階)によるご紹介です。

■『ぼくの美術ノート』原田治

パリの通りで出会ったスペイン・タイル、北園克衛のカバーデザインによる推理小説、赤塚不二夫のギャグマンガで発見したブキミカワイイキャラクター、信州の土産物の木彫り人形、師である川端実のコラージュ作品や、愛してやまない小村雪岱などなど、ジャンルの壁を越境する軽やかさ、著者の美意識のたしかさを感じさせる豊かな美術エッセイの数々。

本書は、80年代、女子中高生たちが夢中になった「オサムグッズ(OSAMU GOODS)」の生みの親であるイラストレーター・原田治による日々の覚書のような美術エッセイ集で、21世紀初頭に雑誌『リラックス』や『芸術新潮』誌上に掲載された文章を単行本としてまとめたものである。

空気のように美術を呼吸していた著者が、名の有る無し問わず、古今東西、気の向くままランダムに選んだ美術に、関心を掻き立てられるのはもちろん、自分の視野が少しずつ広げられ、ものの見方や楽しみ方そのものをさりげなく教えられる一冊。シンプルで洗練されたブックデザインは服部一成によるもの。

NADiff modernでは、『ぼくの美術ノート』で取り上げられている美術の数々をピックアップし、関連書籍を集めたコーナーを店内にて展開中。

【書籍情報】
『ぼくの美術ノート』
著者:原田治
出版社:亜紀書房
四六判変形/並製(函入り)
発刊:2017年2月
価格:2,000円

《NADiff》

関連ニュース

特集のニュースをみる

PCサイト