東京ドームシティの新名所AaMoで真鍋大度とMIKIKOが新作ダンスインスタレーション発表

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「Rhizomatiks Research x ELEVENPLAY」の新作ダンスインスタレーション「フォスフィア(phosphere)」
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東京ドームシティにアートとエンターテイメントを融合させたギャラリー アーモ(Gallery AaMo)が4月15日オープンした。AaMoの「A」はArt、Amusementの略、「aMo」はand Moreの意で、20~30代をメインターゲットに最先端のメディアアートから工芸、サブカルチャーまで1~3ヶ月ごとにイベントを入れ替えて運営される。

オープニングイベントとして15、16日に行われた「Rhizomatiks Research x ELEVENPLAY」の新作ダンスインスタレーション「フォスフィア(phosphere)」 には、内覧会と6回の公演に2,500人が入場した。

リオオリンピック閉会式のフラッグハンドオーバーセレモニーのチーフテクニカルディレクターを務めたことでも一躍注目度が増した真鍋大度とライゾマティックリサーチによるエンターテイメントのニューコンテンツということで、多くの話題を集めた。

さらに2010年からライゾマとコラボをスタートし、Perfume、BABYMETALの振り付けやライブ演出をはじめ、先のリオオリンピック閉会式の総合演出+演舞振付を手掛けたMIKIKOと彼女が率いるELEVENPLAYのダンス、dum typeのメンバーであり早くからLED照明を用いた舞台作品を手掛けている藤本隆行、カンヌライオンズでの受賞歴を持つevalaのサウンドプロデュースという注目のメンバーによる2年ぶりの新作となった。  

多数のプロジェクターを最先端のプログラミングによる、最新テクノロジーを使った照明のダンスパフォーマンスは通常のステージと違い、コの字形に舞台を囲む客席に向けて、それぞれ8名のダンサーの振り付けがなされている。ダンサーに付けられたセンサーはレーザープロジェクションと同期し、鏡とワイヤーフレーム状のキュービックが身体と空間をつなぎ、全方位に計算された立体空間を生み出すというインスタレーションは、光を操る世界最先端のテクニックで魅せた。

ドローンやロボットアームなどを使ったVRやAR、MRといった従来のデジタルテクノロジーによる表現ではなく、ダンサーの身体の動きの軌跡をリアルタイムで立体的映像にするという新しい試みは、この数年メディアアートで盛んに論議されている身体性と空間の造形に論拠したもの。今後の舞台表現に新しい方向性を示し、今後、ファッションに関しての表現にも影響を与えることが予想できるイベントとなった。

AaMoの今後の展覧会予定は4月25日~5月28日まで人気バレーボール漫画をハイパープロジェクション演劇にした「ハイキュー!!」の舞台セット、衣装などを展示した「ハイキュー!!」展、6月16日~9月3日までプロジェクションマッピングなどを手掛けるクリエイティブ集団NAKEDによる東京を題材にした体験型展示会「TOKYO ART CITY」が予定されている。

また、ライゾマティクスは東京・表参道のスパイラルガーデンで4月19日から30日まで「Rhizomatiks10」というこれまでの10年、これからの10年を予見したイベントを開催している。

Text: Tatsuya Noda

《野田達哉》

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