舘鼻則孝が岡本太郎記念館をジャック!「舘鼻則孝 呪力の美学」展開催

2016.10.26

アーティスト舘鼻則孝を迎えた展覧会「舘鼻則孝 呪力の美学」が、11月3日から17年3月5日まで東京南青山岡本太郎記念館にて開催される。

東京藝術大学の卒業制作として生み出した、魁の下駄から着想を得た「ヒールレスシューズ」がレディー・ガガの目にとまり、一躍アートシーンに躍り出た舘鼻則孝。今回は、岡太郎のアトリエなどを含む館内をすべてジャックし、舘鼻史上最大規模の展覧会を開催する。会期中は、普段の作風を逸脱し、まさに岡本太郎とぶつかり合う新作の他、自身の骸骨を鋳造彫刻とした「トレーシーズ オブ ア コンティニュイング ヒストリー シリーズ(Traces of a Continuing History Series)」の一部も公開。岡本太郎の貴重な声や映像とともに、来場者を過去と未来が混在する世界へと誘う。

また、舘鼻則孝本人を迎えたアーティストトークも実施。11月9日の19時からは「舘鼻則孝が語る - 呪力の美学 -」が、12月14日の19時からは、「山口桂(Christie’s New York)× 舘鼻則孝」が、17年1月13日の19時からは「平野暁臣(岡本太郎記念館館長)× 舘鼻則孝」が行われる。その他、同展の開催を祈念した限定グッズとして、ポストカードやクリアファイル、ポスターiPhoneケース、レザーキーホルダーなどが販売される予定だ。

【展覧会情報】
「舘鼻則孝 呪力の美学」
会場:岡本太郎記念館
住所:東京都港区南青山6-1-19
会期:11月3日~17年3月5日
時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
料金:一般620円、小学生310円
HEW
  • 本展覧会のために新作として制作された舘鼻の代表作「ヒールレスシューズ」
  • 初の一般公開となる生と死をテーマとした作品群「トレーシーズオブアコンティニュイングヒストリーシリーズ」から、舘鼻自身の頭蓋骨を真鍮による鋳造彫刻として表現した作品。富山県高岡市の鋳物工房能作とその伝統工芸士の技巧によるもの
  • 岡本太郎「映像:アトリエでの制作風景」
  • 岡本太郎のアトリエで撮影されたポートレート。舘鼻が座るのは岡本太郎の作品「坐ることを拒否する椅子」
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