【ルック】ルーガ2016秋冬は、懐かしくて、新しい“ノスタルジック”な世界観を構築

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2016.08.24

“着る人を語る服”をコンセプトに2015秋冬にデビューしたルーガ(LUGHA)。3シーズン目を迎えた2016秋冬では、新たに1名の日本人デザイナーを迎え、3人のデザイナーが日本各地の素材や技を掛け合わせたコレクションを提案する。遠藤彩香氏によるスタイリングで、今シーズンはどこか懐かしくて、新しい“ノスタルジック”な世界観を構築した。

今シーズンのルーガは、今季のキー素材であるレースやベロアを印象的に使ったアイテムを揃える。また、ブランドが得意とするニットアイテムやシルエットで個性を語るパンツなど、ルーガらしいスタイリングに欠かせないアイテムも継続して展開する。

キー素材であるレースを使ったアイテムもバリエーション豊か。パンツとのレイヤードも楽しめるミモレ丈のスカート(3万6,000円)は、レース素材をふんだんに使ったフェミニンなシルエット。また、キャミソールドレス(3万9,000円)は、スカート部分に大胆にレース素材があしらわれている。秋から冬のはじまりに向けて纏いたい、レース素材をミックスしたユニークなシルエットのドレス(4万9,000円)は、どこか旅情を感じさせる幻想的なデザイン。

また、白いデイジー柄も忘れられないモチーフ。国内随一のデニム産地、岡山の工場と協業して生まれたデニムのスタンドカラージャケット(5万9,000円)の胸元や、共布のデニム(3万9,000円)には、どこか懐かしい雰囲気の漂うデイジーが刺繍で表現される。このデイジーモチーフはロング丈のワンピース(4万9,000円)やボウタイブラウス(3万6,000円)など、数アイテムが登場する。

担当ディレクターは「久しぶりに実家に帰って母親のクローゼットを開けた時のような、新鮮なかわいさや、古きをたずね、新しきを知る“温故知新”といった感覚でディレクションした。ニットやシャツでも、長めの丈やゆったりとしたシルエットを選んでいる。また、モダンなシルエットなアイテムでも、ボタンなど小さなパーツに、手仕事で作られた丁寧な物づくりを感じられるものを選ぶなど、70年代のファッションを今の時代の感覚で解釈してもらえたらと意識した」とコメントする。

着る人の個性を引き出しながらも、レイヤードはもちろん、古きと新しきをミックスする楽しさを教えてくれる今季のルーガのコレクションは、久しぶりに故郷でおばあちゃんのクローゼットを開ける時の高揚感と同じように、懐かしくて新しいピースたちとの出合いを連想させてくれる。
編集部
  • ルーガ16AWコレクション
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