日本橋三越、京料亭「和久傳」の世界観を紹介。元首相・細川護煕の作品も展示販売

2016.04.20

日本橋三越本店は、5月10日まで、日の暮らし美、暮らし文化を深堀りする同店5階リビングフロアのギャラリー ライフ マイニングで、京都の料亭、和久傳(わくでん)のもてなしの心を紹介する期間限定イベント「和久傳のしごとと遊び」を開催している。

会場では和久傳がこれまで料亭として培ってきた「しごと」や、郷土への想いを通じて和久傳の顧客と共に共有してきた「遊び」が、和久傳が提供する料理のほか、和雑貨、陶磁等を通じて表現される。

和久傳の「しごと」を表現するスペースでは、和久傳の「日本料理を通し、受け継いで来た食と文化のすばらしさを伝えていきたい」という同店の想いの下、今回初めて披露される紫野和久傳の新商品料亭のだし「和醤」や、おもたせとして同店で人気を誇る、れんこん菓子「西湖」、京都の炊きもの「和煮(なごみに)」、季節の羊羹「笹ほたる」などが紹介されている。

「遊び」のスペースでは、元首相で陶芸家としても知られる細川護煕による箸置きや入れが展示、販売されているほか、染織史家で「染司よしおか」五代目当主の吉岡幸雄は、和久傳の夏の室礼を演出するテーブルファブリックやストールを提案。また、京都に店を構える「てっさい堂」からは豆皿や猪口、「門出和紙」は手書き季節絵入りの葉書、レターセット、「土楽」(「土」の字には「、」が入る)からは土や器などが紹介される。

尚、4月22日(午後2時から午後4時まで)には、吉岡幸雄による「日本の色」についてのトークショーが同店新館9階カルチャーサロンで開催される。(先着30名、会費無料、予約問い合わせ:三越日本橋本店ギャラリー ライフ マイニング 03-3274-8935)
編集部
  • 「和久傳のしごとと遊び」(日本橋三越本店本館5階ギャラリー ライフ マイニング)
  • 「和久傳のしごとと遊び」(日本橋三越本店本館5階ギャラリー ライフ マイニング)
  • 土楽7代目で陶芸家の福森雅武(※土には“、”が入る)、紫野和久傳社長 桑村綾、三越日本橋本店長 中陽次
  • 細川護煕の作品「箸置き」
  • 染織史家で「染司よしおか」五代目当主の吉岡幸雄による、「和久傳の初夏の室礼」が紹介されている
  • 幕末の伊万里焼、大聖寺焼が紹介されている
  • 京都 和久傳による「和久傳のしごとと遊び」(三越日本橋本店)※写真はイメージ
  • 京都 和久傳による「和久傳のしごとと遊び」(三越日本橋本店)※写真はイメージ
  • 和久傳の「虹の塩」
  • 和久傳の「和醤」
  • 幕末の伊万里焼、大聖寺焼が紹介されている
  • 染色よしおかの「二重ストール」
  • 「和久傳のしごとと遊び」会場内の様子
  • 「和久傳のしごとと遊び」会場内の様子
  • 「和久傳米」
  • 日本橋三越、京料亭「和久傳」の世界観を紹介。元首相・細川護煕の作品も展示販売
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