植物がスピーカーに!?ニコライ バーグマンと大沢伸一による音楽を奏でる公園が出現

2016.03.01

現在、東京青山のニコライ バーグマン フラワーズ & デザイン フラッグシップ ストア2階に、植物から音楽を奏でる先端テクノロジー「生けスピーカー」が設置されている。

この“生け花スピーカー”とは、発明者の古賀敬司が、少年の頃に友人がもらした「葉っぱから音が聴こえたりして……」という言葉をもとに開発した植物音響発生装置。植物の幹に振動デバイスを設置して葉を振動させることで、植物がスピーカーになり音が聴こえるという仕組みになっている。今回使用した植物は、東アジアオーストラリア原産のカーカクリコ。「バナナの葉でも試しましたが、葉がが大きく葉脈がまっすぐに伸びているカーカクリコが一番大きな音を奏でます」と古賀は話してくれた。

今回はこの「生け花スピーカー」を用いることで、ニコライ バーグマン フラワーズ & デザイン フラッグシップ ストアの2階に“音楽を奏でる植物公園”が出現。ニコライバーグマン監修の植物園の植物から、同テクノロジーのために音楽プロデューサーの大沢伸一が私設オーケストラ・プロジェクトThousand Tears Orchestraで同イベントのために制作した新曲「Photosynthesis #1」が奏でられる。なお、一般公開は3月1日から3日の10時から19時までとなっている。
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