ヘルシーな美髪をいつものシャンプーで手に入れる!ヘアデザイナーが伝授するプロ技

2016.01.04

美容室に行った直後の髪の毛はツヤツヤなのに、自宅でシャンプーをすると、またパサパサの髪の毛に戻ってしまう…。そんな悩みを抱えたことのある方も少なくないのでは?

美髪に近づくには、まず正しいヘアケア方法を知る事が大切。今回は、中目黒でプライベートサロンを構えるヘアデザイナーのNNAO氏に、自宅でも簡単に取り入れられるヘアケア方法を聞いた。

「美髪の全ては、シャンプーとドライヤーで決まる!」とNNAO氏。日頃のヘアケアにほんの少し手間を加えるだけで、美容室でケアした後のツヤツヤな髪の毛を保つ事ができるそう。

■シャンプー方法を変えるだけ!美髪に近づくための正しい洗い方をレクチャー

毎日シャンプーをしていてもゴシゴシと洗っていたら、それが髪の毛を傷める原因となっている事も。ここで、美髪の正しいシャンプー方法を紹介したい。

(1)髪の毛と頭皮をお湯で洗い流す。これだけで、十分髪の毛に付着した汚れは取れているそう。
(2)適量のシャンプーを泡立て、頭皮から髪の毛の順に乗せていく。
(3)指の腹で、皮膚を動かすように頭皮をマッサージしていく。
肩や首が凝っているのと同じで、頭もかなり凝っているそう。頭皮が硬い方は、血流も悪くなり、抜け毛や髪の毛のツヤにも影響があるんだとか。特にコメカミから耳の上部分にかけて凝りやすいので念入りに。また、髪の毛を擦り合わせて洗うのは断固NG!髪の毛同士の摩擦によってキューティクルが壊れ、枝毛の原因になるばかりか、匂いまで付きやすくなるので注意してほしい。
(4)十分にお湯で優しく洗い流す。
(5)好みのリンス、コンディショナー、トリートメントは説明書通りに使用することをおすすめしたい。付け置きすぎると、カラーなどがとれやすい場合もあるので注意を!

■仕上げのドライヤーで決まる!モチモチの髪の毛を保つ方法

どんなに良いシャンプーやトリートメントを使用しても、ドライヤーの方法を間違えていると、その効果が台無しになってしまう事も。また、ドライヤーのあて方によっては髪の毛を火傷させてしまい、必要な水分を奪ってキューティクルの損傷までをも招いてしまうそう。正しいドライヤー方法でモチモチの髪を取り戻して。

(1)洗髪後、タオルで髪を包み、優しく叩いてタオルドライを。なるべくドライヤーの時間を減らす為にタオルドライは念入りに行う。
(2)熱をカバーする効果のあるヘアオイルを手に伸ばし、髪の毛に馴染ませる。
(3)髪の毛の火傷を防ぐため、ドライヤーを髪の毛から15センチ以上離し、髪の毛とドライヤーの集風口が60度の角度になるよう意識して風をあてる。この時、下から毛先に向けてドライヤーの風をあてると、髪のキューティクルがめくれ上がる原因にもなるので避けてほしい。
(4)仕上げに冷風の風を当てる。キューティクルが整いやすく、広がった髪の毛が収まるそう。

いつもより少し時間をかけるだけで、モチモチとした美髪の完成!普段のシャンプーとドライヤーで出来るから、今日から実践してみては?

【今回使用したヘアオイル】
ジャンルー(4,500円)
7種の植物性エッセンスオイルを主成分にブレンドしたオイル。ドライヤーの熱から髪を守るヒートプロテクト効果により、髪にとって理想の水分量を保つ事ができ、“もち肌”のような“もち髪”の仕上がりに。手のひらに余ったオイルは、肌にも使用可能な万能オイル。

【プロフィール】
ヘアデザイナーNNAO
某ヘアサロンにてトップスタイリストとして活躍後、2012年に独立。完全紹介制のプライベートサロンとして中目黒にアトリエを構える。
編集部
  • NNAO氏のプライベートアトリエ
  • 髪の毛とドライヤーは60度の角度であてるのがポイント
  • 今回使用したヘアオイル「ジャンルー」(4,500円)
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