パンクなDIY精神と有機的な繋がりのあるライフスタイル--ポートランド滞在記vol.3【スタイリストブログ】

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2日目の朝はホテル近くのCourier Coffee Roastersで今日の予定を練ります。この日も天気が良く、良い一日になりそうな予感。

朝食を取ろうとホテル隣のClyde commonへ。明るい雰囲気で音楽も良い感じ。70’sムードが漂っています。普段は食べないリコッタパンケーキがお目当でしたがこの日は作っておらず。。チーズとアスパラのオムレツを。ふわふわで優しい味。

自転車を快調に飛ばしForest Parkというアメリカ最大の公園を目指します。Forest Parkは代々木公園39個分はあるという森林公園です。生きているうちに訪れたい名所1000にも選ばれたとか。小高い場所にあるので近づくにつれ傾斜がキツくなってきます。抜けた景色には遠くにMt.Hoodが。1年中ウインタースポーツを楽しめる山ですが今回はレンタルの期間外で断念。

ダウンタウンから自転車を走らせること20分程で公園に到着しました。公園と言うよりは完全に森です。新緑がとても綺麗でマイナスイオンもたっぷり! 良いハイキングが出来ました。

そこからまた15分程自転車を走らせてローズパークへ。

途中、暑くて喉が渇いたのでnobuhillエリアのsalt&stlawという地元でも大人気のアイスクリーム屋さんに寄り道。アイスクリームを食べるのに20分は並んだでしょうか。。(日本では並ぶの大嫌いなのですが)ここではアニスのアイスクリームと見えないけど下に入ってるラベンダーのアイスクリームを注文。ラベンダーが絶品でした。他にもstumptowncoffeeとかバーボンとか気になるフレーバーがいっぱい。コーンもお店で手焼きしてるのでパリパリです。

このエリアはお金持ちが多いのでちょっとセレブな雰囲気。お塩とチョコレートの専門店に入ってみます。壁一面がソルトかチョコレートという驚きの品揃えです。

目的地、ローズパークには多種の薔薇が咲き乱れていました。良い香りが充満して、うっとり。お庭に薔薇のある生活がしたいな~。

そして再びダウンタウンへ戻ります。この夜は素敵なレストランを予約していたので準備してノースウエストへお出かけ。

ディナーの前にお洒落なパールディストリクトエリアへ立ち寄ります。デザインも生産もポートランドのTANNER GOODSにはこだわりのメンズウエアやレザーグッズが沢山! このエリアにはレコードショップなど気になるお店も。時間がいくらあっても足りません。。。

楽しみにしていたディナーのレストランは地元の人に愛されているNed Ludd。全て薪釜で調理されるシンプルな調理法に魅了されました。野菜にはスモークされたバターと海塩を付けて食べます。本当に美味しい!! 開拓時代をイメージした店内もオールドアメリカンなムードで可愛いかった。

最終日はバスでNorth Eastエリアへ。ここが1番カルチャーが濃くて今回のお気に入りの場所でした。朝一番で可愛い文房具屋さんを発見。
ここのスタンプの種類と繊細さ! 猫好きな私はウチの子(猫を一匹飼っています)に似たとっても可愛いスタインプをゲットしました。

昼食はお目当のカレー屋さんBollywood Theaterで。インドカルチャーとアメリカンカルチャーをミックスしたようなお洒落な店内です。イタリアンとフレンチで修行したシェフのお味はインド程の刺激はありませんでしたが、とても洗練されていて美味しかった!

その後、紅茶とKombuchaの専門店Townshend's Tea companyにも立ち寄りました。体調に合わせて茶葉のブレンドもしてくれます。なんといってもオリジナルのKombuchaが飲めるのが嬉しい。日本にもこんな店があったらいいのになと思うほど。

その後South Eastエリアの古着屋やテラリウム専門のお店など覗きつつ、この旅最後の食事を楽しみます。レストランLe pigeonへ到着。アメリカ料理界のアカデミー賞と呼ばれている賞を何度も授賞されているお店だそうで。ラッキーな事に予約が取れました! オレゴンワインにお料理、サービス共に最高でした。


……このような感じで、今回の滞在中はあっという間。主にリラックス出来るスポットや地産地消の食文化を体感する為に、それを意識した場所に行ってみました。街はサウスウエスト、ノースウエスト、サウスイースト、ノースイーストの大きく4つに分かれているのですが、リラックス出来る自然はウエストエリアに。美味しいものはイーストエリアにあったように思います。カルチャーの濃いノースイーストエリアへはもう一度行きたい場所。機会があれば今度は暮らすようなステイがしてみたいと思いました。

ポートランドに行く前は、“Back to Nature”を唱えるヒッピー的な西海岸文化が強いイメージを持っていましたが、実際はもっとパンク的なDIY精神がそこにはあって皆んなこだわりと日々の有機的な繋がりの生活を楽しんでいるムードが漂っている場所だと思いました。

日々の食事が自分の体を作っているし、日々の体験や、人との繋がり、もっと自然な自分の在り方とか。もっと自然にクリエイティブしていける自分とそれを楽しめる自分。そんな事を考える旅になったと思います。理想的な日々を気持ちよく送るヒントを沢山もらった数日でした。


■ポートランド滞在記
--“オタク”でインディペンデントな街、ポートランドに行ってきました!--ポートランド滞在記vol.1
--ファーマーズマーケットやオレゴンワインなど地産地消の食文化を楽しむ--ポートランド滞在記vol.2


【プロフィール:Chiemi Tobe】
1978生まれ。専門学校卒業後多数の師のアシスタント経験を積み、2003年独立。現在、雑誌、広告、カタログなどで活躍中。

《Chiemi Tobe》

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