青山でマルニのDNAを感じるブロッサム・マーケット。カスタムTシャツや福島「わらじ組」コラボ等

2015.04.04

マルニは20周年記念イベントとして、ブランドのDNAを体感できるプロジェクト「マルニ・プリズマ(MARNI PRISMA)を世界各都市で開催。その一環として、東京青山で「マルニ・ブロッサム・マーケット」が4月5日まで開催されている。

2階建てのハウスタイプの会場では、Tシャツネックレスをカスタムできるワークショップをはじめ、アーカイブプリントのPVCのプラント・バケット、ピクニック・マット、カラフルなワイヤーの動物オブジェなどを販売。ショッピングだけではない、ブランドのエッセンスを感じられるイベントとなっている。

開催に当たり、デザイナーのコンスエロ・カスティリオーニと共に来日した、スペシャル・プロジェクト クリエイティブ・ディレクターのカロリーナ・カスティリオーニ(コンスエロ・カスティリオーニの長女)は、「20周年記念として、ブランドのDNAを集約したような何か特別な事をしようと考えました」と話している。

マルニ・プリズマはミラノでスタート。第1弾「マルニ・フラワー・マーケット」は太陽の下、パブリックな場所で行われ、まるで物のマーケットのような雰囲気だという。「2番目の都市、香港の『マルニ・ルーフ・マーケット』で埠頭を会場に選んだ主な理由は、光が美しかったから。会場では、イタリアアーティストマッシモ・バルトリーニ(Massimo Bartolini)とコラボレーションした、光の泉のようなインスタレーションを行いました。マルニは常にアーティストとのコラボレーションを大切にしています。また、ここ東京では福島の人たちともコラボしました。彼らにアーカイブの生地を送り、(わらじ)に仕立ててもらいました。次は5月にベニスでイベントを行う予定です」とカロリーナは述べる。彼女が話した通り、このマーケットでは福島・楢葉町の仮設住宅で過ごす人々で構成する「わらじ組」が製作した手編みのわらじや、イタリアのアウトサイダーアーティストがハンドペイントしたサンダルなどが販売されており、それらの売り上げの一部はチャリティーとしてチベット人の子供たちのために寄付される。

オープニングイベントには、同ブランドのドレスを着たモデルの長谷川潤や松岡モナ、水原佑果ら著名人も現われ、マーケットを楽しんだ。

【イベント情報】
マルニ・ブロッサム・マーケット
会場:ライトボックススタジオ青山
住所:東京都港区南青山5-16-7
会期:4月3日から4月5日
時間:11:00から20:00
編集部
  • マルニ・ブロッサム・マーケット
  • アーカイブモチーフをプリントしたPVCのバケット
  • マルニ・ブロッサム・マーケット
  • マルニ・ブロッサム・マーケット
  • ルーフトップスペース
  • マルニ・ブロッサム・マーケット
  • マルニ・ブロッサム・マーケット
  • Tシャツをカスタムできるワークショップ
  • マルニ・ブロッサム・マーケット
  • アウトサイダーアーティストがハンドペイントしたサンダル。1点1点、表情が異なる
  • マルニ・ブロッサム・マーケット
  • マルニ・ブロッサム・マーケット
  • マルニ・ブロッサム・マーケット
  • ワイヤーで作られた動物たち
  • 福島「わらじ組」とコラボレーション
  • マルニ・ブロッサム・マーケット
  • マルニ・ブロッサム・マーケット
  • Chris Peppler
  • デザイナー、カスティリオーニとCrystal Kay
  • Hyadain
  • Hun Hasegawa
  • Junji Tanigawa
  • Keiichiro Hibuya
  • Mona Matsuoka
  • Sadafumi Ito
  • SEN
  • Tenko
  • Tetsuya Chihara
  • Tomio Koyama
  • Yuka Mizuhara
  • デザイナー、コンスエロ・カスティリオーニ(右)と、スペシャル・プロジェクト クリエイティブ・ディレクターのカロリーナ・カスティリオーニ(左)
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