テニスプレイヤーの錦織圭は1989年12月29日生まれ。島根県松江市出身。

5歳の頃からテニスを始める。01年には全国選抜ジュニア選手権、全国小学生大会、全日本ジュニア12歳以下を制覇し、史上5人目となる3冠を達成。03年には渡米し、フロリダのIMGアカデミーへと留学した。

07年にプロに転向すると、08年にはデルレイビーチ国際選手権で優勝。これがATPツアーにおける初優勝となり、この年のATPワールドツアー最優秀新人賞が授与された。さらに、同年開催された全米オープンでは、日本人としては71年ぶりに、男子シングルスのベスト16に進出している。翌年には右ひじを疲労骨折するアクシデントに見舞われたものの、10年からツアーに復帰。11年にはスイス室内の準決勝で、世界ランク1位のノバク・ジョコビッチを破る快挙を果たした。

その後も、12年にはロンドン五輪で5位入選した他、楽天ジャパンオープンで優勝。13年にはメンフィス大会に優勝し、デビスカップでも日本のエースとして活躍している。そして14年、メンフィス大会の連覇に始まって、各大会でトップクラスの成績を残すと、ついに世界ランキングは5位に到達。全米オープンでも決勝戦に進出し、アジア人では初のグランドスラム準優勝という栄誉に輝いた。

「ユニクロ（UNIQLO）」では11年に錦織圭と契約を結び、試合用のテニスウエアを開発してきた。また、「タグ・ホイヤー（TAG Heuer）」のアンバサダーとしても知られており、13年にはコラボモデル「アクアレーサー 500Mクロノグラフ Air-K 日本限定モデル」を発表。14年にはタグ・ホイヤー主催のチャリティーイベント、「KEI for KIDS by TAG Heuer」に参加している。なお、「グーグル」は14年の検索ランキングとして、「話題の人（男性）」の1位に錦織の名を挙げた。