阪神・阪急、梅田1丁目1番地に高層ビル。建替え&周辺施設整備で快適な街作り

2014.09.29

阪神電気鉄道と阪急電鉄が推進する「梅田1丁目1番地計画」(大阪・阪神梅田店の入居する大阪神ビルディングと新阪急ビルの建替計画)の事業着手日が、10月1日に決定した。I期工事として新阪急ビル解体工事を開始し、2022年春頃の全体竣工を目指す。

計画地は大阪の中心地である梅田地区にあり、御堂筋の起点に位置。両ビル間の道路上空を活用した建替えと周辺公共施設整備を一体的に行い、都市機能の高度化や防災機能の強化、公共的空間の創出、良好な景観形成等を通じた快適で質の高いまちづくりを推進する。

ビル内には11フロアから成る現在と同規模の百貨店ゾーン、西日本最大規模のフロア面積を有し最新機能を備えるオフィスゾーンに加え、災害時に帰宅困難者の一時対流スペースとしても活用予定のカンファレンスゾーンを整備。オフィスゾーン11階のスカイロビーと低層部分の屋上広場は、オフィスワーカーや来街者に開放する。ビル周辺では地下、地上、デッキレベルでの3層歩行者ネットワークを強化し回遊性の向上を図る。
くまがいなお
  • 梅田1丁目1番地計画、新阪急ビル解体工事を開始
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